都議会『都市・環境委員会』傍聴

2003年12月12日 00時14分 | カテゴリー: 活動報告

八ッ場ダムは本当に必要なの

 東京都議会の『都市・環境常任委員会』の傍聴をしました。

 八ッ場(やんば)ダム建設の総事業費が大幅に引き上げる変更案が都議会に出されました。建設中の八ッ場ダムは浅間山・白根山を望み吾妻渓谷の自然豊かな所にあり草津の温泉街も近くにあります。群馬県の利根川水系、吾妻川中流に50年前に計画されました。

生活ネットワークの都議新井美沙子はこの八ッ場ダムの建設に反対の立場で問題を指摘しました。
八ッ場ダムは本体工事をまだ始めていませんが当初事業費2,110億円だったものを国土交通省は4,600億円に引き上げる方針を固め東京・埼玉・千葉・栃木・茨城の知事に意見照会してきました。これにより東京都の負担増は291億円から343億円になります。この金額は利子が含まれていないため、利子など含めると東京都の負担は1000億円強になることが生活者ネットの指摘で明らかになりました。
水の給水量は将来人口が減っていく現状では、将来的に不足しないこと。八ッ場ダムが完成すると多摩地域が現在飲んでいるおいしい地下水が河川水に変わってしまうこと。八ッ場ダムの予定地は地質が極めて脆弱で地すべり等の災害を誘発する恐れがあることなど問題を指摘しました。

 このようなことがほとんど都民に知らされないまま、税金を負担させられてしまうことは本当に問題です。計画ありきで進むのではなく、計画から50年たっても本体工事すら入らないダムが本当に必要なのかどうか、一緒に考えていきたいと思いました。