海外調査派遣は可決

第3回定例本会議が9月22日から始まりました。

 今日は議決が3件おこなわれました。10月6日に任期満了になる助役(現職)の選任が賛成多数で決まりました。また毎年副議長が参加する『全国都市問題会議』に今年も副議長を派遣することが簡易採決で全会派『異議なし』という掛け声で決まりました。

 最後のひとつは海外調査に議員を派遣する議案です。生活者ネットワークは海外調査の予算請求のときから一貫して反対してきました。海外調査は緊急性のあるものや区政に本当に役立つものであれば、否定するものではありません。しかし海外調査ありきで、調査項目を提案しているようなところがあります。
 
 今年の調査目的は①スウェーデンにおける社会保障制度②スイスにおける災害対策および危機管理③スイスにおける環境と街づくりです。
調査議員は2会派のみで自民党4人、区民連合3人だけです。品川区議会の一部の会派しか参加しない調査団が品川区議会を代表しているとは思えません。一人70万円の税金をかけて、スウェーデンとスイスに行く意味があるのでしょうか。

 採決の結果は、賛成22:反対18で可決してしまいました。
現在海外調査は23区中2区しか実施しているところはありません。

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