原小学校周辺のバリアウォッチング

西大井2丁目にある原小学校は2008年4月から、伊藤学園に統合されて廃校になりました。跡地はウェルカム原という名称で「高齢者住宅、認可保育園、地域交流拠点」の複合施設になります。多くの方が利用する施設となることから、広域的なまちづくりを市民参加で考えようと、地域の方と共に周辺を歩きました。

6月14日(土)の午前に西大井駅と西大井2丁目バス停から2コースに分かれて小学校へのアクセス道路をチェックしました。2箇所の信号は音響信号ではありませんでしたね。横断歩道の青い車椅子マークのところだけは段差が解消されていました。さすが考えていますね。路地に入ると排気口の段差が気になります。原町商店街は道がくねっていて視界が悪く不安です。ブロック塀で視界がさえぎられ、急に自転車が飛び出してくるので怖い思いをしました。駅からのコースには石でできたお休み椅子がありましたが、他方はありませんでした。高齢者が歩ける距離は200メートル以内といいますから、ひと休みの場所があれば安心ですよね。歩いてみるといろいろなことが発見できます。

今後品川区もこのあたりをやさしいまちづくりの重点地域として整備していく予定とも聞いています。みんなで住みやすいまちづくりを進めるために声を上げていきましょう。

  (井上八重子)