2009年第1回定例会が閉会しました

 2月25日より開催された第1回定例会は3月30日に閉会しました。初日に区長の所信表明が行われました。
10年ぶりに改定された基本構想を具体化する5つの都市像を示した長期基本計画の実現に向けて初年度の方針を発表しました。特に区政運営の基本方針として「区民の声を聴き、協働による区政運営の推進」を掲げたことは評価しています。
しかし区民の声とはすなわち「区議会の声」と断定する区長の姿勢には新たなしくみを築こうとする意気込みが感じられず残念です。

今定例会には30件の条例改正があり、大きく組織改正が行われたこと、区民協働へのワンステップとして地域振興基金が創設されたこと、介護保険料の改定が行われたことなどが盛り込まれています。
生活者ネットワークは介護保険制度に関する条例の一部改正に反対し、その他の議案にはすべて賛成しました。

介護保険制度の条例改正は3年ごとの65歳以上の方の保険料と市町村特別給付というサービスの追加が盛り込まれました。この改正について区民への説明不足と保険料算定の考え方、ごく限られた人しか受けられないサービスが保険料の増額につながっていることを指摘し反対討論を行いました。

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