内閣府が「政策コンテスト」を募集中

政権交代で、市民活動団体やNPO団体から、自公政権時には国にアプローチしても一切会話にならなかったが、様変わりをしたという本音が聴かれます。民主党政権になって選挙という投票行動だけではない民意があるという、当り前のことが認知されてきました。国政は混乱しているようですが、報道されないところでは、生活者ネットが主張してきた『新しい公共』が動き出していることを評価しています。

今面白いことが行われています。「民意の反映」の一つの取り組みとして政策コンテストが行われています。来年度の予算編成に当たって、元気な日本復活特別枠の189事業に対して、パブリックコメントを政府が求めています。期日は10月19日(火)17:00まで、ホームページ、ファックス、郵送で意見を出すことができます。
分野別の国民生活の安定・安心には性暴力被害者に対する支援体制構築事業や子どもの健康と環境に関する全国調査、生活・居住セーフティネット支援事業など55事業があります。アクセスして、どんどん意見を出してください。

今までこういう情報は国民が知ろうとしても、簡単には知ることができなかったものです。民主党政権にはいろいろと問題はあることは否定できませんが、情報を公開するという姿勢を応援したいと思います。

話は変わりますが、品川区の選挙の投票率が31.75%と過去最低だった原因は、区政に関する情報の公開が不十分で、住民一人一人の生活と区政が密接に関係しているという実感がないためではないかと私は思っています。
再選後初の登庁で区長は投票率の低さは心残りではあるが、裏を返せば今までの区政運営に信頼を寄せていただいた結果と挨拶をされたようです。
(違うっしょ!!)井上八重子