個人の尊厳を活かしたケアプランを

介護保険制度は遠距離介護でも強い味方です

義父89歳は田舎で一人暮らしです。要介護でデイサービスを週3日と出かける前の準備にヘルパーさんをお願いしています。最近は体力的な衰えも見られ、デイサービスを3日利用することが困難になりましたので、ケアプランの見直しが必要になってきました。
平日しかケアマネさんたちとも話をすることができませんので、半日の休みを取って、前夜に帰り、9時から1時間相談をし、10時には帰京というスケジュールで夫とプランの変更に臨みました。ケアマネージャー、デイサービスの担当者、ヘルパーの三者が、出かけるときの父の様子やデイでの過ごし方など情報を共有し、父が快適に一人暮らしを維持できる方法を親身になって一緒に考えてくれました。遠くに離れていても、サポートして下さるシステムに感謝しています。

2000年からスタートした介護保険制度は3年ごとに事業計画を立てることが決められているので、2012年から3か年の「第5期介護保険事業計画」の策定が自治体では進められています。品川区でも介護保険制度推進委員会に於いてサービスの見込み量設定作業や介護保険料の改正の検討が進められています。最近この委員会の傍聴ができていませんが、次回は10月後半で日程調整をされているようですので、傍聴をしなければと思っています。65歳以上の第一号被保険者の保険料標準3900円/月の改定も当然行われます。

家族介護にゆだねてきた構造を社会全体で支える介護保険制度は、年を重ねても「安心だね」「幸福だね」と思える地域社会を目指すものです。皆様の介護に対する不安、制度への要望などのご意見をお寄せください。私も介護保険を利用する家族の当事者として、その趣旨にあった制度にするために議員として制度チェックの役割を果たしていきます。(井上八重子)

※介護保険制度推進委員会の資料や議事録は第三庁舎2階の区政資料室で閲覧できます。
第4期介護保険事業計画はこちら