2012年の第1回定例会が2月22日(水)から始まりました

 第1回定例会には区長の区政運営の方針が発表され、財政収入が限られる中で、2012年度の最重点施策は災害に強いまちづくりです。東日本大震災の被害を教訓に行政としてすべきことは防災対策の強化で、昨年より2億6千万余円の予算が増額されています。また昨年の重点施策を継続して「緊急経済対策」「待機児対策」「高齢期の住まいと安全」も予算編成の柱となっています。予算特別委員会は3月5日(月)から19日までの8日間です。品川区議会は別室で音声のみの傍聴しかできませんが、感心のある方はぜひ傍聴??においでください。時間は10時から18時ぐらいです。

本日27日(月)からは5つの常任委員会に付託された条例改正議案など44件の審議を行いました。議案の中には地域主権改革によって理・美容業に関する条例など東京都から区に権限委譲がなされ条例を制定するもの、介護保険や国民健康保険料改定などの条例改正などが含まれます。

私の所属する建設委員会では都知事から区長に権限が変わる区民住宅の事務やマンションの立替に関する証明書の交付などが決まりました。証明書の手数料は都の金額と同じで事務を区が行うだけなので区民の負担増にはなっていません。まあこういった形で条例文を法律に合わせるということです。

できれば関心のある条例案審議など傍聴してほしいと思います。審議する以前に議案項目がホームページで掲載されれば、傍聴という選択肢も増やしていただけると思います。杉並区ではすでに事前周知がされています。品川区議会も早く取りいれるよう働きかけています。予算がなくてもできる改革があるのに、なかなか進まないのでしびれがきれます。(井上八重子)