抗議の声!聴いてください。野田首相

メディアの使命は正確な情報を伝えることではないのですか

首相官邸の原発再稼働反対の抗議デモに29日(金)に初めて参加しました。毎週金曜日に行われている抗議行動ですが、先週は主催者発表4万人(警視庁発表は1万人)

昨日の官邸前の人数は20万人。響き渡たる太鼓の音とともに再稼働反対!!の声は輪唱のようにあちらこちらから鳴り響いていました。昨日は福島の女たちが抗議の院内集会を行って合流。広瀬隆さんからも“6月29日官邸前に集結しよう”のメッセージがインターネットで拡散されていました。

参加している人たちの年齢も赤ちゃんを抱っこしているママや学生、会社帰りと思われる人や年配の方、巷に聞こえる声では福島からバスで来て、今晩帰りますよと。組織立って集まった人たちではない、普通の市民、福島の事故の教訓が活かされていない、子どもを守りたい、こんな政府のやり方に黙っていられない!!そんな市民の集まりであることは一目瞭然。

国民の生活を守る責任があると軽い責任論を披露し、国民の生活よりも原子力村の存続を優先する野田首相・内閣に対しての怒りが爆発しています。7月1日にも大飯原発3号機の再稼働という状況ですが、4号機では異常を示す警報が何回も起きています。また大飯原発敷地内を走る断層が活断層である可能性が指摘されており、これについては枝野経産大臣は「もしそうなら再起動に影響はある」と話しています。こんな危うい原発なのに安全を確認したので稼働しますといえる神経が、本当にわかりません。

マスコミさん!国民の怒りを正確に報道してください。ジャーナリストがお金を集めてヘリコプター飛ばさなければ、今起こっていることが報道されないなんて、正しい国の姿ではありません。(井上八重子)