16m×8mのビーチバレーコートに700万円?

第4回定例会(11月21日~)にかかる品川区の補正予算は9.566万円

五輪・パラリンピック関連事業に1.320万円が計上されています。前回までの五輪・パラリンピック招致にかかわる経費は都が10分の10補助金で出しましたが、このたびの経費はすべて品川区の税金です。事業目的と内容は、報道機関に配られた区長記者懇談会資料(2013.11.13)で知ることができます。これは区民の目には届いているのでしょうか。 

25日(月)に開会の常任委員会で補正予算の審査がおこなわれ、五輪・パラリンピック関連の1320万円の事業の審査は区民委員会と文教委員会にかかります。

文教委員会313万円・・・主なものはオリンピックでボランティアもできるよう人材育成に英語教育を推進。モデル校3校の4年生を対象に英語漬け日帰りイングリッシュ・キャンプ体験教室。区内の小学校高学年45人程度が国立スポーツ科学センターにてトレーニング体験と見学を行うためのバス借り上げ費用 

区民委員会1000万円・・・外国人観光客に品川区の魅力を広く発信するための観光マップと商店街PRパンフの英語版作成(300万)

五輪競技のビーチバレーが都立潮風公園(品川区)で開催されるため、ビーチバレーのエキシビションを大井町駅前で開催(700万円) 

ビーチバレーが区内が開催会場となるためビーチバレーの認知向上などは理解するとして、なにも3月16日開催でなくても良いのではないですか。寒いですよ。ビーチバレーは夏だからビーチバレーでしょう。砂を敷き詰めた特設会場にかかる経費はいくらですか。エキシビションマッチが終われば数時間でコートは撤去ですよね。潮風公園にコート作って、バス借り上げてたくさんの方が集まるように工夫したらどうですか。 

事業目的に700万円が適切かどうか区民の代表として審議されることを期待します。区民委員会の皆様よろしくお願いします。(井上八重子)