5カ所の指定管理者の選定に賛成

11月25日の厚生委員会の報告です。

東大井地域密着型多機能ホームと旗の台心身障害者福祉会館は5年前と同様の法人に継続されます。品川・荏原両健康センターは公開プロポーザルを行った結果、リフォームに実績のある事業者を加えた共同事業体になりました。事業者提案で修繕に工夫がみられるということです。

新たな指定管理は上大崎1丁目20番21号に開設される知的障がい者グループホームの管理運営と発達障がい者支援施設です。建物が一緒なので2施設共、社会福祉法人げんきになりました。福祉法人げんきは昨年4月にNPOぴゅあさぽーとを法人化しています。

来年4月開設なので、本定例会で指定管理者を決定し、3月までに協定を結ぶというタイトなスケジュールで、幾分指定に疑問な部分がありましたので、細かく質疑をしました。Q.公開プロポーザルが9月13日から25日までの12日間の結果、1法人のみの申請になったのでは?A.就労継続支援A型の提案のハードルが高かったと推測する。同A型の提案は文書や図面等の電子化作業のプログラム化。継続就労B型はリーフの水耕栽培を行う。両者とも区の委託を受けている就労支援センターでの業績で民間企業との話が進んでいる。Q.職員体制は?A.1階の就労支援は4名、2階の発達障害成人支援事業は3名。事業経費は区の負担ではなく、基本的には障害者給付でまかなう。

新規の事業なので複数の事業者での比較選定が望ましいという思いはありましたが、区民が望む施設のため、区も連携をとりながら、確実に設置条例第1条の目的達成に力を入れていくということでしたの賛成をしました。(井上八重子)