上大崎3丁目みやこ荘跡特養ホームの事業者が決まりました

厚生委員会の報告です。その2

上大崎3丁目のみやこ荘跡に予定されている特別養護老人ホームについても運営事業者を選定したと報告がありました。

公開プロポーザルで10社から申し込みがあり、審査で5社が残り最終的に決まった事業者は名古屋を本拠地とする社副法人愛生福祉会。設計事務所は豊島区の伊藤喜三郎建築研究所です。

同法人の提案が評価されたところは地域の人も利用できるクリニックを併設ししている点とショートステイを区の示す18床を20床も多く38床設置を提案してきたことなのでそうです。事業者の積算で一応建設費として本体が27億円、擁壁工事は8000万円。以前の当委員会の答弁では3方の擁壁工事に2億円ぐらい経費がかかるいわれていましたが、この金額はいづれ分かるのだろうと思います。
選定事業者が指定管理者候補になる予定であることも合わせて報告されました。

どうもこの指定管理者の制度がおかしいなと感じます。なぜかといえば建設型のこういった施設は運営主体の提案が重要なことはわかるのですが、指定管理者は議会が責任を持って議決するからこそ指定管理者になるものです。しかし今現在、この指定事業者の議会の議決はしません。選考理由を示しての報告だけです。

竣工は2017年予定ですので、粛々と事業者が開設準備をしているその決まった事業者に対して、指定管理者の議決を2017年に本会議でします。
どう考えてもへんなしくみですよね。部長に答弁を求めましたが、そもそも論の所がかみ合いませんでした。(井上八重子)

20131126122005827事業者提案の計画図