大切な人を守ってください

   

お嬢さん3人のお父さん。阪神大震災の女性の性被害なども隠すことなく事実に基づき現場の声を伝えてくださっています。避難所運営協議会には複数の女性が入いらないと声は聴いてもらえないですよ。地域社会を強くするためにできることをしましょう。

12月7日午後スクエア荏原の和室で運動グループ地域協議会のまち港品川宿の主催で防災講座が行われました。

    講師は減災・防犯アドバイザーの菊池顕太郎さん。東急ハンズに16年勤務していた経験を活かして防災グッズへのこだわりと製品に対する含蓄あるコメントは興味深いものでした。またパワーポイントを使ってのお話でしたが、通常は手元にその資料があるものですが、後ほど渡しますのでメモを取らずに聞いてください。一つでもいいから覚えていってくださいとのこと。メモを取っても家に帰って読み返さないでしょ!!(おっしゃっる通り!(^^)!ですね) 

  防犯グッズはクレームが少ないんですよ。なぜだかわかりますか?そうです使わないからです。というわけで防災グッズはけっちってはダメとはっきりおっしゃる。
家庭用に消火器持ってますか。粉末ですか?液体ですか?液体にしてくださいね。粉末はレバー離しても圧がなくなるまで出続けます。家中真っ白で避難口見えませんよ。
地震の瞬間に亡くなる命を救うためにできること。それは圧死では死なせないこと。家は無事だったのに家具で…では悲しいですね。転倒防止家具毎年チェックしてますか。家は夏と冬で伸縮してますよ!。驚いて私も帰ってすぐチェックしました。弛んでました!(>_<)
子どもの命は大人が守ってくださいね。お子さんの寝ている頭の上にものありませんよね。わー孫の頭の上の出窓に写真盾やら何やらいっぱいだわ。帰ったらすぐに娘に片付けさせなくちゃ。

 東日本大震災で帰宅困難者があふれて大変でした。しかし帰宅よりも救助と消火を優先してください。3月の経験が本当に心配です。あの時は東京は電車が止まっただけで、ライフラインは問題なかったのです。東京が震源地の地震ではそこに留まって、自分の命を守った後は「帰る」ではなく救助です。どこにいても自分の命を自分で守る。そして家族も無事と信じ合いましょう。なるほど。

安否確認は遠方の親戚・知人を経由するとつながるので今から連絡先を家族で確認しておきましょう。さて館山と富士見は近すぎるから娘の嫁ぎ先の京都にお願いしよう。 

一つどころでなくいっぱい覚えられました。ほかに集合住宅・避難所のトイレのこと、家庭用備蓄品のことなどなど、書ききれず残念です。具体的な指摘がとてもわかりやすかったです。 

質疑の時にいつ避難したらいいですか?という方がいて、家が無事でも避難所に行くと思っている人がまだいます。我が家の防災ハンドブック見てますか?と後で聴いたら、みたことがないというので地域センターにあるので貰いに行くようお勧めしました。
区議会議員の立場として得た情報で行政&教育委員会に言わなければというのが、防災頭

タタメットズキン。LEDのライトも別売りで装着できます。品川区は公立中学校の生徒にヘルメットを貸与しています。小学生にも何らかの策を講じて、効果のある防災頭巾を届けてほしいですね。

巾のことです。子どもたちが学校や幼稚園・保育園でかぶっているあの銀色のですが、①落下物には効果が期待できない②頭に固定できない③視野が狭くよく見えない④かぶると先生の声が聞こえないなど欠点があります。子どもが避難している最中に丸焼けになるとは考えにくく、空襲の記憶から抜け出せていない。ぐぐっ。

というわけでヘルメット防災頭巾/タタメットズキンといいうのがあります。金額は3980円とちょっとはるのですが、子どもから大人まで使えるものなので、一度買えば家庭用ヘルメットとしても使えます。学校では椅子の背にかけられるので場所をとりません。まずは紹介だけでも入学時にしていただくことを提案しようと思います。 

自助とかいう固い響きより、大事な人を守りましょうという方がいいですね。
講師の菊池さんまたどこかでお呼びしたいです。(井上八重子)