第1回障害者計画策定員会を傍聴しました

2014年5月2日 15時07分 | カテゴリー: 高齢者・障がい者福祉

2014年4月25日(金)議会棟第5委員会室で、障害者基本法に定められた障害者計画と障害者総合支援法に定められた障害福祉計画を一体化して策定する「障害者計画策定員会」が初めて開催されました。

障害者計画はほぼ10年間、障害福祉計画は3年ごとの計画です。ですから3年後には福祉計画を取り出して策定していくのか気になります。説明にはなかったですね。 

昨年の一般質問で、私は専門委員として障がい者団体の代表だけではなく、公募委員に障がい者当事者枠を設けるよう提案しました。委員に委嘱されたメンバーの顔ぶれでは、この提案は却下でした。本計画に求めれれているのは障がい者支援の基本理念と具体的なサービスの内容、そして質や量を盛り込むことなのに当事者を入れない理由がよくわかりません。 

委嘱されたメンバーは副区長と関係所管部長が6名、社協、福栄会、品福と元区管理職職員が並び、およそ半分を占めています。障がい者団体からは重度障がいの方と知的障がいの方の親。親であってもかまいませんが、身体、視覚、聴覚、精神、発達、内部障害とさまざまな障害のある当事者の方からのご意見も必要ではないでしょうか。副委員長の上智大学の先生からは、当事者の意見を聴きたいと当然の意見が出されました。どのように工夫して意見聴取がされるのか期待してます。 

現在障がいのある方たちと一緒に障がいを理解するための集まりを何度か開いています。その中で障がい特性をお互い理解することの大事さを感じています。当事者にしかわからない生き辛さをもっと声に出して言う機会があれば理解が進むはずです。委員会で具体的な当事者の声が出れば、部長が委員として参加する意義が格段と増すはずです。

余談ですが千葉県の「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」の
第六条には「 県民は、基本理念にのっとり、障害のある人に対する理解を深めるよう努め、障害のある県民及びその関係者は、障害のあることによる生活上の困難を周囲の人に対して積極的に伝えるよう努めるものとする。」と障害のある人も周囲の人に積極的に生活に困難な状況を伝えるよう努力義務を課している。言い換えれば、困難な状況を我慢しなくていいのだということが伝わります。 

いづれにしても、第2回が7月ごろ予定されていますから、計画の策定の進捗状況をしっかりと確認していきましょう。計画は計画を作って終わりではありませんから、盛り込まれる内容が重要です。

傍聴資料を子ども子育て会議同様、返すよう言われました。用意した資料は処分するのでしょうから、活用するよう改善してほしいですね。単独では進められないという行政事情はわかりますので、全庁的な対応をお願いします。広報広聴課と行政改革担当課、総務課に皆さんで要望しましょう。

委員会資料は数日後に区のホームページに掲載されます。
そうでした視覚障がい者の方たちがパソコンで読み取りする資料はPDFに対応できない機器が主流ですので、テキストかワードでもお願いします。これは合理的配慮として過度の負担ではないですよね。(井上八重子)