解釈改憲で集団的自衛権行使容認を許すな

   安倍・自民党政権の「戦争をする国づくり」の暴走を阻止するために、大江健三郎さんやアーサービナードさん、山口二郎さん他たくさんの学者や著名人108人もの呼びかけ人が名を連ね「戦争をさせない1000人委員会」が5月30日に発足しました。その呼びかけに賛同し、品川・大田・目黒・港の城南4区は100人の賛同人を集め、6月2日(月)大田アプリコ小ホールにて「戦争させない1000人委員会東京南部」の発足集会と憲法学者 山内敏弘一ツ橋大学名誉教授の特別講演を行いました。 

東京南部では早速6月4日、6日に蒲田駅、田町駅で緊急駅頭を行っています。品川では6月15日(日)11時から大井町駅ぺデストリアンデッキで『集団的自衛権いる?いらない?』のシール投票と署名活動に取り組みました。

1時間ほどで170人もがシール投票に参加しました。憲法をないがしろにし、立憲主義をも否定し、国民世論を無視する安倍政権に対してシール投票では明確に、集団的行使容認は許さないという意思表示がされました。
集団的自衛権は『いる!32』に対し『いらない!128』と4倍近い圧倒的な反対の数でした。 

解釈改憲で集団的自衛権行使容認を閣議決定で行おうとする姑息な政治手法は、憲法96条を変えて憲法を変えようとした第一次安倍政権の時の「裏口入学」と研究者から揶揄された行為をさらにエスカレートさせているようなものです。 

このような政権を選んでしまった(私は決して選んではいませんが)国民として、為政者が誤った方向に進もうとしているのですから、主権者たる国民は憲法9条解釈改憲の動きに断固反対の意思を表明し、立憲主義と平和憲法を守り、生かす行動をこれからも進めていきましょう。(井上八重子)