どうにも納得できない補助29号線の用地説明会

2014年6月26日 00時51分 | カテゴリー: 活動報告

最初は質疑が少なかったけれど終わりまじかになって、たくさんの方が手を挙げました。でも最後のおひとりと言って打ち切られてしまいました

補助29号線の道路計画で、 昨日(6月24日)は補助26号線から大原通り間(460m)の用地測量の説明、今日(同25日)は3月に事業認可された大崎(520m)と豊町(550m)の用地買収について説明会が、それぞれ大原小と上神明小で開催されました。
そして来週630日には伊藤小で西大井4丁目から大田区東馬込までの660m区間の用地測量の説明が行われます。 

都内の特定整備路線28件の中でも整備距離が3.5㎞と特出しているのが品川区の補助29号線です。6区間に分けてそれぞれ進めていますが進捗状況はバラバラです。 

事業認可された大崎・豊町の2区間では101名もの方が認可の不服申立て書を東京都と国土交通省に提出しています。にもかかわらず結果が出る前に用地取得の説明を強行する東京都の住民無視の姿勢には不信感が募ります。 

上神明小では土地・建物その他の補償及び生活再建支援の説明が行われたのですが、学校を借りているので説明会は20時半で終わり、用地取得の支援策についてのみ質疑をという住民説明会においては主催者の常套句に会場内では反発のどよめきが起きました。そして計画への住民参加と住民合意が欠落しているという不満も漂っていました。

 

終の住いとして暮らしていたマイホームは築年数で評価されローン分を補償されても、同等の住宅規模での新築は不可能です。また住宅や庭が一部計画地にかかるというお宅は計画地内は買い取りますと云われても、お金には変えられない価値は無視されます。結局支援策や優遇措置も、生活の基盤を根こそぎ奪うことを補う対価には到底ならないのです。 

憲法で住むところを自由に選択する権利が保障されているのに、その権利を行政が奪おうとしています。百歩ゆずって、公益に資する道路整備だとするならば、なぜ必要なのか事業認可を申請する前に十分に住民との対話を繰り返し、合意形成を図るべきです。高所から権力で押し付け、説得しようとするやり方は時代遅れです。 

東京都の第三次事業化計画の優先整備路線にもなかったこの補助29号線道路整備を強引に進めようとする東京都と品川区は、もう一度住民の声に耳を傾けるべきです。
(井上八重子)