戦争はイヤ!集団的自衛権行使反対! 高遠菜穂子さん講演会

2014年11月3日 20時32分 | カテゴリー: 活動報告

戦争させない1000人委員会東京南部は大田品川目黒港の4区がともに活動しています。大田ネットの北澤さん(左)と高遠さん(中央)と一緒です。

戦争させない1000人委員会東京南部主催で、高遠菜穂子さんの講演会がの2014年10月31日(金)大田区立消費者センター大集会室で開催されました。月末金曜日の夜にもかかわらず110名の聴衆が高遠さんの話に固唾をのみ聴き入りました。 

年の半分をイラクで過ごし日本に帰るたびに、疎外感を感じ、情報鎖国である日本に危機感を常に感じているという高遠さん。 

10年前の日本人人質事件に、「お前は日本人か」といって国籍を確認した上で殺意を持たれた。
そして香田証生君は星条旗の上で殺害された。これはとても大きな意味がある。

 

過去70年間、日本人は中東で公共施設建設など大きな仕事をしていて評価され、親日の日本ブランドが確立していました。2003年3月、米国を中心とする多国籍軍がイラクに侵攻して始まった戦争に、日本は支持、支援をして日本ブランドを撃沈させてしまいました。日本国内では後方支援のみで戦闘地域には行かないと当時の小泉純一郎首相は国会で答弁しましたが、国際社会、特にイラクにはアメリカに加担して戦争をする国と映ったわけです。 

アメリカが引き起こした戦争の爪痕は現在さらにひどい戦争へと突き進み、イラク国民はにっちもさっちもいかない抜き差しならない状態になってしまっています。 

攻撃されていないのに他国の戦争に加担する集団的自衛権行使。日本国内のリアリティに乏しい国会審議。(審議にもなったいない!)いわれもなくテロ容疑をかけられ、即日死刑ということが日常茶飯事に行われているイラクの話はショッキングすぎて、東京南部を代表してまとめのあいさつをすることになっていた私は、考えていたまとめではギャップ大きすぎてトンチンカンになってしまうと焦りました。 

戦争体験のない世代が大半になった現代社会で、暴力と報復の連鎖が続くイラクの現実を語り、集団的自衛権行使が日本国民に及ぼす「負」を改めて一人ひとりが考えよう。世界が日本人をどう見ているのか?「平和憲法」を持つ日本人が果たす役割とは何かを問い直そうとまとめるのが精いっぱいでした。

イラク支援のカンパが会場から40000円を超えて集まり、高遠さんを囲む懇親会の席上で、高遠さんに贈呈しました。(井上八重子)