沖縄県高江のヘリポート建設を絶対に許さないと戦った住民のドキュメンタリー「標的の村」

 

映画の前に急きょ、蓮沼駅から徒歩数分のところにある気まぐれだんだんという八百屋さんが、今日は「子ども食堂」を開いているといので生活者ネットワークのメンバーと一緒に食事をさせてもらいました。おいしかったです。

今日(6/4)、ドキュメンタリー映画「標的の村」を大田区民ホールアプリコで観ました。

衝撃でした。沖縄県の高江の住民が不当な裁判にかけられた話は私も知っていました。国家権力が市民を裁判にかける暴挙も、ひどい話と理解していましたが、実際に映像を見て、やりきれない、許せない憤りがこみあげてきました。
同じようなことが上関原発でも起きていました。原発の現地調査を妨害したとして地元上関町の住民が、中国電力からお金を請求されている裁判を思い出しました。力のあるものが市民を貶めるような裁判は米国では禁止されていますが、日本はそのような法律はなく、やりたい放題という現状がこの映画で鮮明になっています。 

オスプレイの上陸を何とか阻止したいと頑張ってきたのにあっけなく岩国基地から普天間に飛来したオスプレイ。昨今ではなし崩し的に横田基地にも配備となった。

国民を守らずアメリカに尻尾を振リ続ける日本の為政者にNO!!という国民世論を盛り上げて沖縄県民と連帯していかなければと改めて思いました。 

もっと早く『標的の村』見ておけばよかったと後悔しています。この映画の監督である三上智恵さんは、沖縄の様子をカメラに回し、続編のような『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』という映画を完成させました。ポレポレ東中野で7月11日(土)~本上映が予定されています。ぜひ皆さんご覧ください。(井上八重子)