男女共同参画推進フォーラム ワークショップに参加しました

2018年9月10日 16時27分 | カテゴリー: 活動報告

クオータ制を推進する会の赤松良子代表とツーショット写真を撮っていただきました。(2018.8.30国立女性教育会館研修棟研修室)

8月30日、武蔵嵐山の国立女性教育会館でクオータ制を推進する会(略称「Qの会」)主催のワークショップ「政治は私たちの生活そのもの 女性を議会へ」が行われました。

Qの会は、国や地方議会で政策や方針決定過程に女性の参画の拡大をするためには、制度面の整備や実際に立候補して議員になる女性への支援が欠かせないと活動を展開しています。

今年5月に産みの苦しみでもあった「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」が超党派議員の議員立法によって国会で成立しました。紆余曲折あったこの法律で、政党に男女均等の候補者数を義務付けることは盛り込まれませんでしたが、努力義務として明記されました。
※Qの会では政治分野における男女共同参画の推進に関する法律の通称として「候補者男女均等法」を提案しています。

法律を活かして、女性議員を増やすために、今私たちに何ができるかが今回のワークショップのテーマです。
基調講演で内閣府の前男女共同参画局長竹川恵子さん「女性の政治参画の現状と課題」、また、「議会が変わる、日本が変わる」と題して駒澤大学教授の大山礼子さんの講演で集会はスタートしました。

続いて行われたリレートークでは現役議員の駒井千代滋賀県県議・矢澤江美子埼玉県八潮市議・石川奈々子三重県川越町議、そして女性議員を支援する立場から、政治塾開催の嘉田由紀子元滋賀県知事、議会に女性を送る会の愛媛県議の武井たか子さん、東京ネットから私という6名が発言しました。

私は、最長3期ローテーションのルールによる新人を輩出し続けるシステムと出産後2か月の2015年4月の統一地方選挙に品川区議会議員選挙に挑戦し初当選した田中さやか議員への日々の議会生活をサポートする内容を中心にお話をしました。具体的なことから支援策を伝えられればと思いました。しかしいただいた時間が5分だけで、伝えたいことが伝えきれず残念な思いでしたが、質疑応答でフォローができて少しホッとしました。

「女性議員を増やすために必要な支援策」というアンケートに私は①キャリアが中断しないよう休業が認められるしくみ②資金がなくても選挙に挑戦できるよう、供託金の金額を下げる③出産・産休・子育て、介護等にかかる欠席事由の明文化③育児ルームの設置④議会開催時の「時間延長時」のルール化を挙げました。

女性議員を支援する側の政治塾開講の嘉田由紀子さんは活動から①女性がとっつきやすいテーマ(子育て・女性参画・雇用等)を講義にできるだけたくさんいれる②生活がいかに政治に影響されるか「遠い政治」を「近い政治」にという考え方を意識した話題を展開③政治は決して男性だけの世界ではないこと、政治家になるための大きな壁であるケースが多い配偶者や家族への理解を深めるカウンセリングを実施④塾開催に当たっては「託児支援」は必須であり、託児支援により母親たちが参加しやすくなった。
女性議会「ゼロ議会」への働きかけを重点に行う武井さんは、応援ネットワークの形成と、当選後の議会運営、予算・決算書の読み方、質問のコツなどの情報共有を上げていました。

嘉田由紀子元滋賀県知事

武井たか子さん

嘉田さんや武井さんの支援策について肯ける思いでしたが、生活者ネットワークでは組織として、東京の34地域ネットや1道8府県の全国市民ネットワークが同じようなことを実践していると納得しました。

東京・生活者ネットワークは2018年の日野市の自治体選挙で200人目の議員を議会に送り出しました。来年の4月の統一地方選挙では明らかに全国で女性の候補者が増えることが予想されます。歓迎します。

 

「女性議員は議会を変える・日本を変える」を合言葉に、2018年4月の区議会議員選挙に品川・生活者ネットワークが擁立した、現職、田中さやか区議吉田ゆみこ区議が、思う存分その役割を果たし政策提案と実現に向けて身近な政治を発信できるように、私自身も一緒に市民自治の活動を実践していこうと思いを強くした一日でした。(井上八重子)

トークメンバー
左から、駒井千代さん、矢沢恵美子さん、石川奈々子さん、嘉田由紀子さん、武井たか子さん、私