社会福祉協議会のサポート

支給される紙おむつ

 以前に、社会福祉協議会からいただく紙おむつが3種類ほどしかなく、使い勝手が悪いという声や使用しなくなっていると思われる方のところに宅配が続いているというような話を耳にしていました。そこで実情を社会福祉協議会に聞いてみました。
私の知らないことも聞くことができました。

 介護保険要介護4・5の寝たきりの方は、申請をすると無償で紙おむつが支給されます。紙おむつの種類は7種類で11タイプがあり、毎月宅配されるので身体の変化によって、タイプを変更することが出来ます。連絡は社会福祉協議会でも配送センターでもよいそうです。また要介護1から3の方で昼夜おむつの必要な方は、地域の民生委員の方の申請で支給されます。
 
 紙おむつの変更の希望は、民生委員を通してしか出来ないと聞いていましたので、民生委員に気兼ねしたり、民生委員にも負担がかかったりとお互いに気まずい思いをされていたようでしたが、今はその心配もないということです。
 
 対象にならない方もいますので、気をつけてください。今年に入って改正されましたが、高齢者福祉施設に入居された方は対象外です。また生活保護受給者と東京都から補装具として紙おむつを支給されている障がい者の方には支給されません。
2003年度、紙おむつを支給されている方は延べ13891人もいるそうです。

 しながわガイドの『高齢者の方へ』『障がいのある方へ』というページに詳しく書かれていますのでご覧ください。社会福祉協議会では様ざまな高齢者、障がい者へのサポートがあります。地域で自分らしく暮らしていくために活用されたらいかがでしょうか。