日本国憲法9条は国内の議論に終わらせてはいけない

憲法について考えるDVD映画「日本国憲法」を観る会に私も日本国憲法をもっと知って考える機会にしようと行ってきました。
「日本国憲法」は渋谷の映画館で7月はじめに上映された映画のDVDです。
戦後60年、憲法制定の経緯から、平和憲法の意義を語る。世界のさまざまな立場で活躍する知識人へのインタビュー集としてまとめられたものです。

私は映画を観て平和憲法9条があったから、日本が世界から信頼される国として今まで存在していた事実、そして世界の人のほうが平和憲法9条を評価しているということに驚きを感じました。日本国民は憲法9条に誇りを持つべきであり9条改正を国内の議論に終わらせてはならないという言葉が強く印象に残りました。

ドタバタの衆議院の解散という事態に憲法改正の論議は一時止まっていますがなくなっているのではありません、動いています。憲法改正は3分の2の国会議員の発議と国民投票という2段構造で行われます。

私たちが見失ってはいけないことは、日本国憲法は私たち国民を縛るものではなく国家権力を規制するものであるということです。そのことを主権者である私たち一人一人が認識した上で、憲法を考えていかなければならないことを映画は伝えています。

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