議会は盲腸なんかじゃない

2006年6月9日 00時42分 | カテゴリー: 活動報告

市民運動全国センター共同代表の須田春海さんは「市民活動団体は、議会なんか当てにしない。議員は誰がなっても役に立たないと思っているから首長と対話することばかりしてきた。しかし議員に問題があるのではなく、議会制度に問題があることが最近わかった」といわれました。

これは東京ネット主催の「市民政治のあり方、ネット議員のすること・ネットの役割」を考える連続講座で講師にいらした時のことばです。

100の情報を持つ首長に対し20の情報しかない議会、そして議会の招集権は首長だけ。権力が首長に集中する中では議会は首長と対等な議論なんかできっこないのが現状で、議会が行政の報告承認機関となって盲腸化しているのもしょうがないというのです。ある町では教育委員会の廃止のあとには議会を廃止しようという動きまであるとか。

全国の議長が集まる会では議会を見直す動きがでていますから改善されていくものと思います。しかしその前に地域の公的ルールづくりを担う普通の議会として変えていくことがたくさんあります。例えば傍聴者へ委員会資料を配布して市民へ情報を開示すること。請願や陳情に対して請求者の意見陳述を認め、市民の議会への参加を保障すること。

生活者ネットワークは議会をわかりやすく市民に開らき、活発な議論ができる環境に変えていくことを提案しています。

(写真)大田区の本会議場には子ども連れでも傍聴できる部屋が傍聴席の一角にあります。