款別審査ダイジェスト

10月15日 決算特別委員会が終了

Q.品川・生活者ネットワークの質問
A.区の答弁
★は井上八重子の考えです

Q.予算書・決算書を区民分かりやすいものに変えるよう提案する。2006年から区民に公表していない事務事業評価の公開を求める。
A.予算書・決算書の課題は少しずつ改善している。事務事業評価は2001年より5年間実施したが、事務量が多いのでやめた。単年度で評価し、予算に反映している。
★予算書と決算書の表記が違うので比較し難い。決算書の方が予算書よりデータが少ない。多摩市では決算時に提出する「成果報告書」に行政が事業カルテを公開している。市民も議会も行政と一緒に事業評価のチェックをすることが可能になっている。品川区でも議会と市民が限られた財源の中で事業のスクラップアンドビルドを行うことが必要である。

Q.新型インフルエンザが心配されるが、季節性インフルエンザも予防が大切である。65歳以上の高齢者すべてに受診表が送付されるが、同様に内部疾患のある対象者にも送付するよう改善を求める。
A.内部疾患のある予防接種対象者は339人、申請は28件。個人情報保護のため送付していない。★区が2300円負担、自己負担2200円で予防接種が受けられる対象者は65歳以上の7万人弱人と重症化が懸念される内部疾患のある方。昨年の予防接種者は約3万人強。339人の対象者は予防接種を減額で受けられることをご存知なのか?送付しない理由が個人情報!?区の言い分が正しいという方は品川ネットにご意見ください。私はどうも納得がいきません。

Q.区は自転車は規制する対象ではなく環境面、健康面に優れた乗り物として利用促進の立場で政策転換をすべき。A.品川区内は道路が狭くて自転車が安全に利用できる環境にないので推進とはならない。★国土交通省は「人間重視の道路創造研究会」を設置して、自動車優先の道路行政を転換し、歩行者や自転車の安全・快適な通行に配慮するよう求める報告書をまとめた。毎年1億円あまりの撤去費用をかけるのであれば、もう少し建設的な取り組みにすべき。区内自転車台数も‘03年24万台、‘09年は33万台である。安全に乗るための講習などにもっと力を入れていくことを求めた。

身近な市民の提案から区政を質しました。(井上八重子)

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