延山小学校130周年

11月13日 文教委員として出席しました

 明治14年(1881年)に中延村と小山村が一緒につくった小学校が延山小学校で、中延の延と小山の山をとって延山小学校と名づけられたそうです。

校長先生から延山小学校の130年の歴史が話されました。同27年4月には火災のために校舎が全焼したが、地域の方の協力で10月には新しい校舎ができたこと。関東大震災後にはどんどん人口が増えて、昭和9年(1934年)には過去最高の50クラス、2868名の児童が在籍していた時期もあること (ちなみに今年の児童数は12クラス354人) 。それから富山県への学童疎開。

130年の歴史と伝統の中で学校に受け継がれていることは、地域・商店街の協力、学童疎開でも見られた高学年が低学年の面倒を良く見るという校風であるということなど。校長先生の式辞は子どもたちに向かって丁寧に語られていました。好感が持てました。

PTA会長さんも10年後の大人になったきみたちに話す、見たいな感じで子どもだって社会を構成するも一員なんだというメッセージが感じられました。と私は勝手に思い込んでいますが、会長さんも同じ思いでお話をされていたのなら嬉しいです。

子どもたちがとにかくお行儀が良い。まあ式典だし、5年、6年生ということもあったかもしれないが、どう解釈すればよいのやら複雑です。強硬に押さえつけられているのか?いやそれは取り越し苦労なのか。ひとりやふたり落ち着きのない子っているんじゃないの
?それも当り前でどうってことないけど・・・。

式典が終わり、資料室を見せていただきました。100周年でこの記念誌を作ったのよ私と懐かしくご覧になっている方がいたり、30年前の埋設したカプセルの中身が展示されていたのだけれど、30年たつとこんな風になるのかというぼろぼろの作文や教科書、コンパスやカスタネットなどいろいろなものがありました。卒業生や保護者の皆さんには思い入れの深く、良くこんなものまであたってねというような声があちこちから聞こえていました。

とてもアットホームな周年式典でした。準備をされた皆さんご苦労様でした。何年かたって良い思い出になっていると思いますよ。私も子どもが通う学校で60周年記念行事に役員としてかかわりました。大変でしたけど楽しかったです。(井上八重子)