28年反対し続けている住民の声を無視して原発計画を強行しようとする中国電力

2010年12月13日 00時22分 | カテゴリー: 活動報告

中国電力は山口県上関町に原子力発電所の建設を強行しようとしています。建設予定地になっているのは、瀬戸内の原風景、最後の楽園の田ノ浦で、希少生物のスナメリ、カンムリウミスズメ、ナメクジウオなど守っていきたい生物も生息している貴重なところです。またこの地域は地震帯とされているところで、もし地震が起きれば、中国地方、四国、九州、関西までまたがる問題となるそれがあり、原発建設地としても適切ではありません。

自然と共存して、農業や漁業を生業にしている人たちが28年も原子力発電建設に反対運動を続けていることを、電力の大消費地の都会に住む市民の内のどのくらいの人が知っているのでしょうか。

私は自然をないがしろにして原子力に頼らなければならない社会構造は変えていきたいと思っています。人類の豊かな生活への欲望は自然を破壊し、原子力発電の負の産物である「放射能の廃棄物」を次世代に押し付けます。自然環境と調和し、人々が安心して暮せる生活へと豊かさの質を変えていく新たな生き方を求めたい。そして持続可能な自然エネルギーの活用を推進していきたいと願っています。

時代が変わり、需用も変化してもなお計画ありきで突き進む。そんなことは止めてください、まだ間に合います。住民の意思を公権力で押さえつけてしまった八ッ場ダムのように進むも地獄、引くも地獄ということにならないように、中国電力は住民意思を真摯に受け止めて、計画を中止してほしいと願っています。(井上八重子)