いじめ対策チームに警察OB

220()に開会した品川区議会第1回定例本会議で45分間にわたり濱野区長の施政方針表明会が行われまし。この模様は225()18001845(再)32()900~、CATVで放映されます。3つの緊急課題の「緊急経済対策」、「総合的な待機児童対策」、「高齢期の住まいと安心対策」に引き続き力を入れていくこと、2013年に長期基本計画の前期計の5年間を迎えることから中間見直しに着手することなどが語られました。すでに発表されている予算プレス資料の概要が説明されました。 

区長の発言の後、初日は自民・公明・みんな無所属の代表質問が行われました。 

この質問の中に出ていたいじめ防止対策(プレス資料65ページ)についての答弁と、答弁ではわからなかったことを教育委員会にヒアリングししたのでその内容を書きます。 

いじめ等根絶連絡会議の目的…いじめに関する情報交換、各種団体からの協力、いじめ手引書など意見交換するため年3回ほどの会議を行う

…(メンバー)区政協員代表、地区委員代表、保護司代表、主任委員代表、商店連合会代表

いじめ対策チーム…いじめ対策の実戦部隊として教育委員会内に設置する

…(メンバー)指導主事(7)、スクールカウンセラー(3)、スクールソーシャルワーカー(2)、警察OB(1)、弁護士(1)、精神科医(1)、学識有識者(1) 

スクールソーシャルワーカーは子どものためにどこと連携するのが最善の解決策なのかを見極めるコーディネーターなので連携先がチームにいるということがよいのか。警察OBがいるチームというのが子どもや保護者に向けて、救済・解決を目指すというメッセージに適切なのか私には疑問があります。チームの目的や役割について精査が求められます。

皆さんはどう思われますか? ご意見をお聞かせください。

杉並ではスクールソーシャルワーカーを数年前から配置しているので、ネット同僚議員に話を聴きました。スクールソーシャルワーカーが権限を与えられて動くしくみにすることがポイント、スーパーバイザーが置かれていることなどが杉並では評価されているということでした。 

教育委員会として新規に検討していることですので、進みながら柔軟な変更・修正を行い効果的な組織にすることを望み、先行自治体の事例も参考に今後のチェックをしていきたいと思います。(井上八重子)