2013年度予算審議がスタート

第1回定例本会議会期中に行われる予算特別委員会が3月4日(月)にスタートしました。8日間を費やし2013年度予算の審議は3月18日の総括質疑まで続きます。自治体議会によっては委員を代表制や予算・決算に分ける議会もあるようですが、品川区議会は議員全員が出席します。10分×会派人数が会派の質問時間として割り当てられますので、私の会派は7人で70分。10分・15分・20分とそれぞれ質問者を替えて調整しています。ちなみに私は土木費・総括以外の6日間で質問をします。 

初日は2012年度の最終補正予算の審議を行いました。当初予算において、見込んでいた予算に大きな差異が生じたもの(実績見合)、工事など完了時に契約より費用が浮いたもの(契約落差)、年度中に国や都の交付金が支給され区の一般財源を振り替えたもの(財源更正)、予定年度内に事業が行えず、翌年度に繰り越すもの(繰越明許)、新事業を年度内に承認することで新年度すぐに工事発注ができるようにするもの(債務負担行為のゼロ債)などが補正予算のおもな項目です。 

2012年度歳出歳入予算は19億3955万7千円を追加して総額1356億1329万3千円の補正予算となりました。 

2012年度補正予算は本日審議で当日即決。3特別会計は全会派一致、一般会計補正は賛成多数により委員会で可決されました。

態度表明の機会が設けられていないため反対の理由もわからないというのもおかしなものだと議会運営に疑問がもたれます。(井上八重子)