東京都知事選挙投票日まであと5日

投票率予想があるところでは58%ぐらいと出ていいるようです。東京の有権者がおよそ1000万人とすると400万人以上の人が投票に行かないことになっていしまいます。
今回の東京都知事選の争点は原発をどうするのかという重大な判断が問われる選挙だといえます。だからこそ脱原発に舵を切る候補が知事になってほしいという思いを強くしています。選挙権を持たない都民以外の人の関心もものすごく高くなっています。

いい意味で東京が変われば日本が変わる!と思います。政府がエネルギー基本計画の閣議決定を都知事選挙後に引き伸ばしたことからも、国のエネルギー政策に大きな影響力を与えています。 これからの東京「生活のまち東京」を選択できるチャンスです。1票で社会を変えられると思えば無駄にはできません。必ず投票所に行って、選んだ知事を監視しましょうよ。

東京には原発以外の生活課題もたくさんあります。人が人として生活して生きられる社会が実現することを望みます。

実は品川区でもやっと大井町駅から社会福祉協議会へ行くまでに、視覚障がい者の方の誘導ブロックが横断歩道にもつきました。エスコートゾーンといわれるものです。音声信号とエスコートゾーンがセットで着いてこそ安全に横断歩道の歩行ができます。ところが残念なことに、劇団四季の入り口についたエスコートゾーンが思わぬ危険個所になっています。あの横断歩道は間隔も狭く、車の往来が少ないので信号無視をする人も多くいるような場所です。

視覚障がい者の方は信号の青・赤がわからず、エスコートゾーンに沿って進んでしまうと今まで以上に危険な状態になってしまうのです。事故が起きてからでは取り返しが付きません。 区の担当者に伝えても、要望はしているが警視庁で予算がつかないとしか返事がきません。

大型開発で経済を活性化すると訴える知事ではなく、人にやさしいまちづくりを進める知事を当選させたいと思います。 2月4日東京新聞でも自立を支える「自由な移動」を求める記事が掲載されていました。共感します。(井上八重子)