子宮頸がんワクチン接種の減額補正1億円を是といます

2014年3月3日 21時44分 | カテゴリー: 活動報告

桃の節句のお雛様の日の3月3日から予算特別委員会は始まりました。初日は2013年度最終補正予算の審議です。 

特別区民税が当初予算に比べ20億円の増収、要因は納税人口が3700人増えたことや一人当たりの納税額が増えたことなどがあげられます。また本来市税であるべき財源を東京都が徴集する調整三税といわれる固定資産税や法人住民税など財源で特別区に配分される財政調整交付金は10億円の増となりました。このような歳入増に合わせて、基金積立金が財政調整基金・減債基金・公共施設整備基金の三基金で23億円、義務教育教育施設整備基金に15億円と合計38億円もの基金が積み増しされました。  

特別会計でも介護保険や国民健康保険、後期高齢者国民健康保険など特別会計の保険料が足りない時に繰り入れる一般財源も当初予算より繰入をしなくて済むという状況で、健全財政なのか必要なところに支出をせずに貯蓄に精を出しているのではないかという相反する賛否の意見がありました。

特別会計では 繰入金はマイナスで繰越金はプラスということは保険料の算定にも検討の余地があるのではないかと思わずにはいられません。 

私はいくつか質疑をしましたが、重点にしたのは子宮頸がんワクチンの補正予算です。保健衛生費の予防費の補正予算が子宮頸がんワクチンを含む定期予防接種で153.600千円の減額です。子宮頸がんワクチンは6100件、101.542千円の減額補正です。接種後の副作用の発生で厚生労働省は勧奨中止を行い、接種を女の子たちが控えたことは歓迎されることです。これ以上無用の副作用で被害を受ける女の子たちを増やしたくはありません。 

今年2月に行われた厚労省の検討部会では何やら接種の勧奨再開をもくろんでいるようでしたが、結果先送りとなりました。国の動きに正確に対応するために品川区でも実態把握をしてほしいと提案しました。 

文部科学省は昨年の6月から7月に全国の中学校、高等学校、特別支援学校計1万6700校を対象に2012年の1年間にワクチン接種に関連した症状で①30日以上欠席②30日以上、体育の授業または部活を休んだ③一定期間教育活動に何らかの制限が生じた生徒を調査していますので品川区の区教委がどのように回答したのか確認したところ、詳しい調査もせずに該当者なしと回答したこともわかりました。 

この時期は副作用の発生の情報がない時期であることや30日の連続した欠席など、実態把握には程遠い状況であると指摘したうえで、区内で接種した子ども約4900人に対して接種後の体調変化など後追い調査をすることを求めました。予防課長は今、国で健康調査などしているのでそれを注視すると現状を把握することに消極的です。 

自民党議員からも子宮頸がんの今後の国の動向を注視して進めてほしいという要望が出されたのですが、勧奨再開なのか接種中止なのか意図がわかりませんでした。医師であるS議員は今日は質問しませんでしたが、厚生委員会などでは予防接種には副作用はゼロということはありえないという立場で接種を推奨する意見を述べています。 

子宮頸がんを防止するワクチンは存在せず、ヒトパピーローマワクチンであることをもう一度周知し、この予防接種はひとまず中止することが最善の税金の使い方であるということを訴えていきたいと思います。(井上八重子)