市民政治に参加する層を広げる議員のローテーションで政治にスイッチON!

品川区議会議員選挙候補予定者の品川・生活者ネットワーク田中さやかさんを囲んで政治を語る会を1月19日に開きました。田中さんを応援しようというメンバーの企画です。

さやかさんのパートナーの上司の方が、知り合いや職場の仲間を誘ってくださって「政治に関心なかったよね」と語るみなさんの政治スイッチを入れてくれました。
田中さんがどうして区政に挑戦をしようと思ったのか。
そのきっかけは子どもが生まれたのを機に、子どもに聞かれたときに何にも知らないのはちょっと子どもに申し訳ないなと思ったことからと聞いて参加者の表情が和むのを感じました。具体的にとった行動は政治家のツイッターをフォローすること。そんなこんなで東日本大震災が起こり、福島原発事故が勃発。

ここで一気に彼女の中の怒りが頂点に達して、放射能から子どもを守らなくちゃと行動してきたことが「区政への挑戦」につながったと思いを語りました。彼女のパートナーが一番一生懸命聞き入っていて、「写真を撮ってください」とお願いしていたのですが、そのことはすっかり飛んでしまっているようでした。

今年1月11日に参加した東日本大震災子ども支援ネットワーク(東京・生活者ネットワークも賛同団体)が主催する「子どもと一緒に考える被災地の復興支援」の中で、被災地から集まった子どもたちが大人に語りかけた言葉が彼女にとっては衝撃だったと言います。
(もう一人の候補者予定者の吉田ゆみこさんがHPで詳しく報告しています)

大人は今のことしか考えていない。これから負の遺産を背負い続ける僕たちに原発の再稼動をどう考えるのか、大人たちは聴こうとしない。

この言葉に向き合う大人にならなければ恥ずかしい。大人よ!しっかりしてくれという叫びにもにた思いに胸が詰まったとさやかさんが話すと、集まった政治に無関心だったという若者達の心が引き付けられたのだと思いました。

人間の英知を集めても収束できないことを福島原発事故で知った大人たちは、2度と福島原発事故を繰り返してはならない。福島原発廃炉も今後40年かかってできるかどうかも分からない。福島の原発作業員の方が過酷な現場で事故にあったり死亡しているという報道も隠されたまま。許せない。

原発ゼロ!エネルギーも地産地消を生活者ネットは実現します。 

2部は同じ会場で懇親会が行われました。一仕切の懇談の後、選挙に行っている人~~と聞けば、数人の手しか上がらず。どうして?問うと
関心がないんですよね・・・

原発都民投票の直接請求署名活動で乳幼児を抱えたママパパの反応のなさが気になっていたのだけれど、どうしてだと思う?
原発の問題も放射能のことも自分には関係ないと思っちゃうんですよね。 

そんな中でももうれしいことに、田中さやかさんが区政に挑戦と聞いて、初めて衆議院選挙行きましたよ。・・・という青年もいました。 

身近に政治にかかわっていこうとする人がいると周りの人も自然と政治が身近になるということが良くわかります。
政治に参加する層を広げる市民の政治改革!議員のローテーションは本当に良いしくみです。絶対に成功させなくちゃ。 

今日(21日)は14時から武蔵小山で田中さやかさんと駅頭演説です。皆さん聞きに来てくださいね。そして生活の中で気になることや暮らし難さなんかもお話し下さい。

(井上八重子)

(後日追記:21日は雨のため駅頭演説を中止しました。)