市民・主権者の運動が希望!

中野晃一先生のスケジュールが唯一空いていた4月20日。品川第一区民集会室にて

4月20日、品川総がかり行動実行委員会主催の講演会が品川第一区民集会所で開催されました。この団体は2015年12月に、戦争廃止に向けた2000万人署名の取り組み状況を共有し、「実行委員会」として街頭署名や学習会、集会等をまとまって行動することを目的に結成されました。

このたびの講演会は市民と野党の共同や野党の共闘を品川の地からもつくろうとの呼びかけで、「立憲デモクラシーの会」呼びかけ人の中野晃一上智大学教授のお話を伺いました。
参加者は126名。

中野さんは、シールズの子たちともよく会話をしていたそうですが、彼らが「今の政治には絶望するけれど、絶望の先には希望がある」と行動を起こしていたことに新鮮な驚きがあったとおっしゃって言ました。そしてどういう風に話せば伝わるのかということにとても神経を使いアイデアを出し合っていたともことです。法律が成立したからあきらめるのではなく、そこからどうするかを考える若者の政治の姿勢に期待が持てます。

そして来る国政選挙では、政権与党に白か黒かではなく、政策、例えば共謀罪とか原発再稼働推進とか具

品川区内の立憲野党・会派から日本共産党品川地区委員長・香西克介さん、生活者ネット品川区議会議員・吉田ゆみこさん、社民党品川総支部幹事長・加藤孝さん、新社会党品川支部長・矢吹芳郎さんからの連帯挨拶がありました。(挨拶をする品川ネット区議吉田ゆみこさん)

体的な政策に反対か賛成という判断で投票行動に移ることが必要だと指摘されました。デモやパレードも身近になってきましたが、遠巻きに見る人たちにとっては「他人事」です。その他人事と思っている人対して、私の人生の未来をどう考えるのかにつながる自分事だということを伝えられるかどうかが活動を成功させるカギになるという言葉に共感しました。

無関心ではいられない法案が現在国会で審議されています。国民の生活に必要な優先的に成立させることが求められる法律よりも、政府がなんとしても強行採決を目指す共謀罪です。過去3回廃案になっているのですが、このたびマスコミはあまり報道していません。政府与党に「忖度」して事の詳細を報道しない最近のマスコミには怒りを覚えます。品川・生活者ネットワークの田中さやか区議も「共謀罪の危険」について報告しています。HPをご覧ください。

東京・生活者ネットワークも共謀罪に反対の声明を出しています。

品川総がかり行動実行委員会を中心として、オール品川で5月13日(土)16時~17時阪急前にて「共謀罪はいらない!」の街宣活動を実施します。ぜひ参加ください。

 

国家権力による監視社会につながり、市民の人権や自由を侵害をする恐れのある共謀罪の法案には絶対に反対です。(井上八重子)