当日は汗ばむ陽気でしたが、参加者は6町会987人、ミャンマーとブルネイの大使館から今年初めて参加していると主催者の発表がありました。区の防災服を着用した先生方の姿は見えましたが、生徒の参加は無かったようです。決算特別委員会でも地域の力となる中学生や教職員も防災訓練に積極的に参加するよう働きかけたらどうかという意見が出ていました。
煙体験ハウス、消火器消化、救命講習、バケツリレーなど町会ごとに3班に分かれて、体験しましたが啓発という意味では総合防災訓練は欠かませんが、併行してもう少し小さな単位で日々の防災に対する啓発を行う機会が必要だと感じました。
東京という大都市で、隣の住人の顔を知らない、家族構成は分からないという中で、地域による災害援助を機能させるには結構厳しい問題があることを訓練に参加して実感しました。(井上八重子)