学校は子どもが安心して過ごせる居場所になってるの?

議会報告会を開催しました

昨日まで福岡市を中心に環境政策の視察に行っていましたので、ホームページの更新の間が空いてしまいました・・・。

  さて第2回定例会が7月3日に閉会しましたので、議会報告会を7月10日(木)に品川ネット事務所で行いました。事務所のレイアウトを変更したので、15人位の集会は常時出来るようになりました。

  議会報告では市川和子から本会議の議案に対して本会議で賛否の分かれたものなどの中で、荏原西地区小中一貫校建設に反対した理由や補正予算の内容などを報告しました。私は、やさしいまちづくり計画への具体的な提案や障がい者の生活や就労の支援について一般質問した内容と区の考えなど報告しました。

  意見交換では議会のしくみについて、議案は区長提案が多いのか、議員提案できる議員の人数はなど質問をいただきました。ほとんどが区長提案で条例改正や契約案件です。議員提案は議会人数の12分の1なので品川区議会は4人です。

他には教育の話題がやはり多く、2時間には収まらない議論となりました。特に一体型の小中一貫校と分離型での施設格差は同じ区民として公教育というものが保障されていないのではないかという疑問の声。公立学校はからだに障がいがある子も発達に差がある子も区内に住むすべての子が区内のどの学校を選んでも、学ぶ力と生きる力が育つところにしてほしいという要望が出されました。

学校施設や学校再編の統廃合に、お金も議論も集中しているようですが、今一番に考えることは子どもにとって学校が楽しい居場所で不安やいじめで精神的に追い詰められた場所にならないという学校をつくるためにどうするか議論すべきじゃないの・・などなど話は広がりました。

学校は単に子どもの教育にとどまらず、子ども同士の魂のぶつかり合いを経験する社会でもあり、地域が子育てを担う拠点でもあることから大きくまちづくりの視点で考えることを改めて実感した議会報告会でした。(井上八重子)