参加者は10人ほどで説明職員のほうが多かったですね。内容は西小山駅の駅前広場や交流エリアの植栽、桜並木の桜の木の保存が19本から15本に変更せざるを得なくなったというものです。
質疑には、立会い道路は暗渠で正式な道路ではないのに今回の整備で車も増えて本当の道路になってしまう。どうしてこのような計画にするのか分からない。隣接する目黒区の住民という方からは、目黒区では15メートルの道路の双方向計画はあるが、品川区が道路幅11メートルで双方向通行の整備をすることに驚いた。
道路が整備されることは良いことかもしれないが、住民はこの計画に納得しているのか。知らされているのかとやっぱり疑問が残る。
東急が設置する自転車駐輪場の規模と料金について質問には、1000台収容で料金は「不動前が13時間100円」なのでたぶん同等ではないかと曖昧であった。
最後に少し明るいお話が。前述の目黒区在住のかたが、地域住民が一方通行で歩道を広く確保した道路整備の原案を区長に提言する活動を行っていと紹介された。さくら並木の里親制度のようなものをつくってもらえば、行政と一緒にさくらの管理に協力しますよという発言。前向きにまちづくりへの参加の声がありました。
とはいえ私は歩道を削って車道を広げ、環境配慮の政策とは思えない樹木の伐採をする道路計画は時代に逆行するものと思います。皆さんはどうですか。(井上八重子)
大井町の京浜東北線の路沿いにはもうこんなに桜が咲いています。