点字入り名刺が完成

今日はNPO法人「DPI日本会議」を訪問しました

  このNPOには全国の60の障がい者団体が加盟しています。場所は千代田区神田錦町のビルの5階にあり、障害者に関わる施策の調査研究や普及啓発、権利擁護に関する事業などを行っています。(以下の同会HPをご覧ください)

実はずっと前から、名刺に点字を入れたいと考えていましたが、どこに依頼してよいか迷っていました。知人を介して同会議を紹介され、名刺を郵送してもよいといわれましたが、三田線の神保町なら遠くないなと思い、直接訪問してしまいました。全盲の上園さんが点字印刷の担当者ということでお話を伺いながら点字作業の機具や文章を読み上げるパソコンも見せてもらえました。

  品川区は1997年に策定した「高齢者や障害者にやさしいまちづくり推進計画」を改訂する作業に入っています。現在パブリックコメントを募集中で新しい計画は「(仮称)品川区すべての人にやさしいまちづくり推進計画」です。ここでの策定委員は鉄道・バス事業者や道路管理者というハード整備に関するメンバーが多く、障がい者本人の参加が見られませんでした。実施計画には障害者団体代表だけではなく当事者が直接意見を出せる協議の場が必要です。

上園さんは誘導ブロックにもポストやバス停など目標物を示すブロックがほしいとおっしゃっていました。大井町から事務所に向かう途中、イトーヨーカドー前の荏原方面行きのバス停があります。気になってみましたが付近には誘導ブロックは見られませんでした。毎年誘導ブロックの敷設は行われているはずですが、当事者の声が活かされているのか。またひとつ宿題ができました。