昨年11月の建設委員会で、東急目黒線の立体交差事業と武蔵小山、西小山駅前広場の整備の具体的なイメージが、初めて報告されました。このとき、西小山駅前広場整備に合わせて補助30号線の整備を行うという説明がありました。
中原街道の方から立会道路、補助30号線を駅に向かうと、一方通行でなおかつ逆方向の区間もある交通規制になっています。
区の示す計画では中原街道側から駅前広場に向かって一方通行に整備をし、さらに小山6‐4から小山6‐8の210m区間で車道を広くし、2車線に拡幅するといいます。車道拡幅は、桜並木の“桜の木”を切り倒し歩道を削る計画です。
西小山の桜並木は地元の人にこよなく愛され、多くのイベントも行われている大切な場所です。地元の方からは、「バスを通すと聞いたが、桜の木を切るとは聞いていない」という声が寄せられています。多くの住民の方がこの計画を知らないでいます。
1月18日(木)夜7時から、西小山会館で、2回目の住民説明会が行われます。道路計画は決定事項ではありません。まちの姿を決めるのは市民。桜並木をどうするかということを、住民が考える機会と時間を品川区は保障すべきです。
生活者ネットワークは車優先のまちづくりから歩行者、交通弱者といわれる高齢者・障がい者・子どもたちも安心して利用できる道路づくりへと転換する、環境優先のまちづくりをめざしています。
この計画は歩道を削り、みどりを無くす計画であり、これからの環境優先の社会に逆行するものです。みなさまの声を生活者ネットワークにお寄せください。