八潮資源化センターと王子マテリアを視察
廃棄物減量等審議会は 8月13日(火)に第7期品川区廃棄物減量等推進審議会の第1回審議会で、濱野区長より「品川区一般廃棄物処理基本計画(第3次)に掲げた『循環型都市しながわ』の実現に向けて取り組むべき家庭ごみと事業系ごみの減量化・資源化の具体策」について諮問を受けました。
今日はその2回目の審議会で、八潮資源化センターと古紙リサイクルの王子マテリアを視察しました。
八潮の資源化センターの見学は今日で3回目になります。古紙、びん、ペットとすべての工程で手作業の作業が行われますが、、排出時にひと手間かけることで不必要な作業が減ることがわかります。古紙では異物を手作業で取り除いていますが、ビニールに入ったままの冊子などが気になるところです。圧縮するときにペットボトルのキャップが付いたままだと十分につぶれないのでキャップをとるようお願いしているとのことでしたが、梱包されたものの中にはキャップ付きのものが結構残っていました。
八潮から湾岸道路を通って王子マテリア江戸川工場へ移動。古紙再生では現在は都内唯一の工場になっていて、敷地面積は東京ドーム70個分もあるそうです。ティシュ、洗剤、菓子などのパッケージの製品になる白紙板を腰から再生しています。工場では集められた古紙が7層のロール状の紙になる工程を見学させていただきました。品川区の古紙が当工場に運ばれてきているのかは古紙問屋が入っているのでわからないということですが、集められた古紙の行方がよくわかりました。(井上八重子)