シンポジウム自宅で死なないために~障害者と災害~に参加しました
障害のある人が災害時に身を守るための備えをどうするかをテーマに7月12日(土)中小企業センターで開催されたシンポジウムに参加してきました。区の鈴木防災課長、医師会から築山節先生、障がい当事者から今福義明さんがそれぞれの立場から災害への予防や発災時対応の現状報告を報告し、活発な質疑応答がおこなわれました。障がいのある方たちが災害時のサポートへの不安が強いことなど伺うと、まだまだ改題しなければならないことがあると感じた有意義なシンポジウムでした。
主催した共生共走リレーマラソン実行委員会は毎年10月八潮の多目的広場を会場に、「だれもがともに」を合い言葉に、さまざまな人々が出会い、交流しアピールできて楽しめる5時間リレーマラソンを実施しています。2014年は第18回を迎えます。そしてマラソンのプレイベント講演会も開催されており、今年は障がい者と災害をテーマに防災・減災のしくみの現状を知り、自宅で死なないために日頃からの生活の留意点など意見交換をおこないました。(井上八重子)
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発災時には救急車など救援活動が困難なことなど医療の現実を話す第三北品川病院脳神経外科の築山先生
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避難しないで自宅で暮らすことが障がい者にとってはベスト。72時間自宅で過ごせるような平時の取り組みこそ重要と語るNPO法人DPI日本会議バリアフリー部会員の今福義明さん。