東京ビッグサイトで開催中の第41回国際福祉機器展に行ってきました
国際福祉機器展の最終日になる10月3日10時前に会場に到着。入り口前には若者やリクルートスーツの子たちがたくさんいました。私はこの展示会ははじめてきましたが、以前娘が横リハ在学中に国際福祉機器展に行ってきたと、たくさんの資料を見せてくれたことがありました。学生さんは授業の一環で来ているのでしょう。
入場前の受付場所で、私は一般のシールをいただいて入場しましたが、会場内は色別のシールを張っているのでどういう方が来ているのかということがわかります。たとえば行政は紫、とか福祉団体はピンクとか、事業者や病院関係、研究機関とかシールが10種類に分けられています。
総面積5万平方メートルを超える6つのホールに約20.000点の福祉機器が展示されています。展示を見ながら、資料をいただき、試乗や体験をすることができます。私は障がい者とのコミュニケーションツールと高齢者見守りのサポート器具をまずは見に行きました。それからリフト付きシャワーキャリーの試乗もさせていただきました。
来場を見ると、私と同じようにパンフレットをたくさん抱えていましたが、目的としてご自分が使い勝手の良いものを探しに来たという方もいました。車いすの種類の多いことに大変驚き、入浴介助のブースも様々な技術があることがわかりました。快適な生活と社会参加が進むようなものが研究されています。
視聴覚障がい害者とのコミュニティツールのコーナーで見つけたのは、画面を通して手話通訳者が通訳を行うシステム。どこかの区役所で導入試験をしたことがあると言っていましたが、区役所とか病院では効果が期待できそうです。視覚障がい者の方には無料アプリをインストールするとビデオなども聞くことができるものの紹介がありました。
【お手持ちのDVDの映像に字幕をつけることができる「おこ助」。そして、その字幕を読み込んで再生できるDVDプレーヤーがが「おと見」。両方ともNPOメディア・アクセスサポートセンターが開発し、無料でダウンロードできます。】
設置スペースの狭い玄関や縁側から車いすを持ち上げる「段差らくーだ」も面白かったです。
皆さんも一度足を運んで見られたらいかがでしょうか。無料です。といっても次回は残念ながら来年です。
次回予定は2015年10月7日(水)~10月9日(金) 東京ビッグサイト東展示ホール