羽田増便計画は認めない!アピールパレードに参加しました
17日間のリオデジャネイロオリンピックが閉幕しました。関心のある競技では、リモコン片手にテレビ中継を追いかけたり、歓声を上げありと家族で楽しみました。これからパラリンピックが行われますが、テレビ中継が行われるのかどうかも気になります。
現地では閉会式が雨模様でしたが、日本でも台風9号が関東上陸かという時間帯で、交通機関の乱れや地域によっては避難勧告にニュースに心配しながら閉会式を観ていました。
4年後の2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。リオ五輪の閉会式を観ていて、私は純粋に4年後を歓迎できたらどんなに気持ちがすっきりすることかと残念でなりませんでした。
オリンピックを理由に、日本中が浮足立って、市民生活がないがしろにされてしまうのではないかと危惧します。
その一つが国土交通省が躍起になって進める羽田空港増便計画です。2020年までに飛行ルートを都心上空に変更して国際線の増便を計るという計画が、現在強行されようとしています。羽田空港の着陸便は飛行機の部品や氷塊などの落下物の危険を避けるために海上ルートに変更されました。
この原則を維持して増便するには、滑走路など施設をつくらなければ不可能です。しかし施設整備にはお金と時間がかかり、2020年の東京オリンピックには間に合いません。そのために浮上したのが今回の都心飛行ルートであり品川区(大井町駅付近)上空では300mという計画です。お金と時間をかけずに済ますために、住民に我慢と危険を押し付ける飛行ルートです。
都心上空の飛行ルートで脚下げのときの氷塊などの落下物を防ぐための方策を、国交省は航空会社に徹底した整備を求めるとしています。しかし国土交通省とのヒアリングで、その対策でゼロにできるとは国交省は考えていないことが明らかになっています。詳しくは吉田ゆみこ区議や品川・生活者ネットワークのホームページで報告していますのでご覧ください。
この問題に対して住民が行う計画反対のパレードも5回を数えました。8月20日(土)のパレードに吉田ゆみこ区議と住民の方たちと参加しました。夕暮れパレードで涼しくなりそうな気配でしたが、不安定な天候に見舞われ中央公園をスタートする頃は雨が降ってきてしまいました。パレードに参加しようと自宅を出ようかと考えていた人の出鼻をくじいた格好になってしまっただろうことが残念でした。そんな状況でも100名弱の方が参加されました。品川中央公園から大井町駅、ゼームス坂、青物横丁駅を通過して、最終は海上公園でした。皆様ご苦労様でした。
解散後は水分補給のために生ビールでお疲れさん!!をしたことは言うまでもありません。