「原発いらいらない・さよなら原発」第11回パレードに参加しました
脱原発パレードは品川区で11回になります。11月13日の日曜日、紅葉が美しく見頃の戸越公園でパレード前の集会が行われ、私は司会を務めさせていただきました。
東京電力福島原発事故が起こって5年と8カ月がたちました。福島原発事故は安倍首相が言うようなアンダーコントロールでは全然なく、全く収束していません。作業員の方々は頑張っていると思われますが福島第一原発廃炉の工程も遅れています。地元住民の生活再建も原発被災者、避難者の方々の生活も安心できるものにはなっていません。「原発事故自主避難者」向け住宅の無償提供を来年3月には打ち切ろうとする国の非道や国のエネルギー政策には憤りを感じます。
このパレードは、原発事故当初は2つのグループ、原発いらない市民グループと、さよなら原発品川アクションが主催する別々のパレードでした。しかし一緒に協力して大きなものにしていこうとなり、品川パレード実行委員会として最近は開催されています。
実行委員会主催者を代表して「さよなら原発品川アクション」の矢吹共同代表が今までのパレードの経過を説明し、パレードに先立って行った品川区濱野区長および東京電力株式会社への申し入れの内容など報告しました。集会では引き続きカンパのお願いや参加団体からの1分間アピール、参加議員の紹介など30分にわたって行われました。ちなみに吉田ゆみこネット議員も参加しました。
1分間アピールでは若者憲法集会in品川、戦争させない・9条壊すな!品川総がかり実行委員会、原発被災者支援にストラップや缶バッチ作っている工務店の方、福島子ども保養プロジェクト@しながわ、羽田低空飛行に反対する品川区民の会、沖縄辺野古・高江問題に取り組む方などたくさんの方からアピールがありました。
パレード出発の予定時間11:30を少し過ぎて、戸越公園を出発して、戸越銀座商店街を通って京陽公園まで1時間近く元気に歩きました。天気が良くて、汗ばむ陽気でしたがとても気持ちが良かったです。
自主避難者の生活守ろう!住宅補償は継続しょう!放射能から子どもを守ろう!子どもの保養をすすめよう!原発のない未来を作ろう!とコールをする私たちに暖かく声をかけてくれる人が多かったです。
東電福島原発事故を風化させない、脱原発社会をつくるをめざしてこれからもパレードは続きます。(井上八重子)