波乱の2回の選挙で市民の議席獲得!

12月10日大井町にて当選報告遊説をフラワー遊説と一緒に行う品川・生活者ネットワーク区議会議員(左から2期吉田ゆみこ、新人いながき孝子、2期田中さやか)

品川・生活者ネットワークは今年の定期総会で、補欠選挙に挑戦し、品川区議会における交渉会派となるために3つの議席を獲得するという方針を立てました。
そして、その方針に基づき10月2日執行の補欠選挙に挑戦しましたが、惜敗し議席には届きませんでした。定数40を50余人の候補者で戦う統一地方選挙とは違い、全区対象で、国政政党を相手にする選挙は、品川・生活者ネットワークとして初めてで戸惑うことばかりのものでした。

ただ、区長のやり直し選挙によって、もう一度補欠選挙を実施すると品川区選挙管理委員会が決定しました。今度こそはの思いは強かったとはいえ、候補予定者も品川・生活者ネットワークもこの短い期間の中で2度の選挙は厳しいものでした。しかしもう次は落とせないと覚悟を決め、前回選挙で足りなかったことを分析し、2度目の補欠選挙に一丸となって挑戦しました。

 

地域政党である品川・生活者ネットワークは、1995年の統一地方選挙で、初の区議会議員を議会に送り出しました。そして一人から二人へ、2022年12月には、3人目の区議会議員を議会に送り出すことができました。今年の総会で掲げた、品川・生活者ネットワーク単独で交渉会派(最低3人)を結成するという方針を実現できたことはとてもうれしいことです。交渉会派であれば、議会運営委員会に在籍できるので、今までのように傍聴するだけではなく、議会改革の提案が直接発言できます。区議会第1回定例会の区長の所信表明に対する代表質問もできます。そして5常任委員会の3つの委員会に所属し、条例審査や報告事項に対する審議もでき、請願陳情審査でも直接発言ができます。様々に市民生活の課題解決や提案活動の機会が増えるので、地域政党としての役割を果たしていこうとメンバーが決意を新たにしています。12月6日には議会事務局に新しい会派の申請を済ませ、現職の田中さやか、吉田ゆみこ、新人いながき孝子は12月20日に開会する区議会第4回定例会の準備に入っています。

 

補欠選挙では当選した日から在職となりますが、任期は来年の4月30日までです。ですから、後4か月後には、3人ともに選挙をおこなうことになります。
2023年4月23日(日)が統一地方選挙の区議会議員選挙の投開票です。今回の選挙のとはまた違った選挙になりますが、品川・生活者ネットワークは3人を絶対に通すことをめざして頑張っていきます。
引き続き、皆様のご意見を品川・生活者ネットワーク、そして田中さやか、吉田ゆみこ、いながき孝子にお寄せください。

(井上八重子)