品川区第4回定例会開会
12月20日(火)13時に品川区議会第4回定例会が開会しました。
森澤新区長の挨拶をインターネットで視聴しました。選挙戦において訴えてきた、公約を述べているにとどまり、特に印象に残ることはなかったように思います。
ただ、若さは感じられました。今までの濱野区政の継承にとらわれることなく、森澤区長色を出した区政運営がされることを期待します。
さて、品川・生活者ネットワークの田中さやか区議が今期最後の一般質問に登壇しました。直接傍聴には行かれないので、インターネット生中継で視聴しました。
子どもの権利条例の必要性について見解を求めましたが、区長からは言及はありませんでした。しかし子ども権利擁護機関の設置についてはほんの少し前向きな答弁がありました。今後さらに区へのヒアリングを重ねながら、政策提案に努めていくことが必要だと感じました。
かねてから提案し続けた情報公開請求に関する手数料の無料化については、今期定例会に上程された個人情報保護条例の一部改正にともない手数料を無料にするとの答弁がありました。手数料が無料になるのは歓迎ですが、個人情報保護条例改正については悩ましい状況です。
羽田新飛行ルートに関する区長公約である全区民アンケートについては、区長自ら答弁すべきでした。再々質問まで、実施時期を追求しましたが部長答弁のため、なんとも歯切れの悪い答弁が繰り返されだけで、部長は仕事とはいえお気の毒でした。区長公約について部長に答弁させるのは、マイナス印象ですね。
全体を通して、様々突込みどころのある質疑でした。今回見逃した皆様は、ケーブルテレビで議会質問の放映がありますので、是非ご覧ください。≪議会放送番組表はこちら≫
こちらも見のがしてしまった方は、インターネットでの録画も後日見られますのでご覧ください。
(井上八重子)