去る5月16日の日曜日、西大井広場を会場に台風の接近に伴い道路冠水や床上浸水などの災害が発生したという想定で、小雨の降る中、地域住民、消防団、区職員、消防署員が、通報・確認・土嚢を積むなどの浸水防止工法を実際に行いました。
家屋の浸水や地下鉄駅口への浸水防止ではプランターをビニールシートで包んだ物を玄関先に置いたり、会議用机二つを青色のビニールシートで覆い、簡易防水板として地下鉄の駅入り口に置き浸水を防止していました。こんな方法もあるのかと感心して見せていただきました。
地域の方や、消防団など7つの団体・機関が参加演習されていましたが、テントの中の見学者は議員と町会や団体関係者。気軽に見学できる雰囲気でたくさんの人に来ていただけたらいいなと思いました。
防災訓練のときも感じたことですが、小学校や中学校の運動会にゲーム感覚で防災訓練を取り入れて、災害対策の意識啓発ができればいいのではと思うのですがいかがでしょうか。
例えば簡易トイレの組み立て競争とか土嚢の積み上げ競争、一輪車を使った土嚢運びリレーなんか面白いと思うのですが。土嚢は実際には大変重いものですし、いざという時には若者の力がとっても頼りになると思います。
訓練への参加が高齢者が中心と嘆くより、不謹慎と目くじらを立てず発想の転換も必要ではないかと思うのです。
教育現場からのご意見はいかがですか。