理由を問わない一時預かりがスタート

気軽に利用して子育てを楽しもう

 ☆広報「しながわ」(5月21日号)ですでにご覧になった方もいると思いますが、区立保育園で理由を問わない一時預かり保育【オアシスルーム】が始まります。

 スタートする保育園は東品川保育園・水神保育園・五反田保育園・中延保育園・東中延保育園の5保育園です。時間は8時30分から午後5時30分まで、利用料は1時間500円で、食事代300円、おやつ代100円は別にかかります。事前に各園ごとに申し込みが必要ですが1園6人までで最大30人までが利用可能です。

 子育て中のお母さんの悩みの中に、歯の治療ができない、24時間育児でほっとできる時間がないという声をよく聞きます。こんなとき利用できます。まづは子育て世代の強い見方ができたと喜んでいます。区では需要があるのか心配といっていますが、ニーズは非常にあります。でも知らないと利用はできませんよね。

 保育園につくるだけでなく商店街活性で空き店舗を利用して子育て支援を進めるなど多様な方法が考えられます。今後は市民の力を活用して身近に増やしていけるよう私は提案していきます。

 ☆次世代育成支援推進法ということばを聴いたことがありますか。これは10年間の効力のある法律で、少子化対策として次世代を担う子どもたちを支援していこうというものです。

 自治体は行動計画を2004年度中につくり、2005年から実行します。計画作りに行動計画策定委員会の公募(5人程度)が始まりました。任期は7月から2年、行動計画の策定と次年度は計画実施をチェックします。公募の締め切りは6月15日になります。

 生活者ネットワークはこの行動計画に当事者(子ども)の意見を反映するように、議会等で求めてきました。机の上で考えた支援ではなく、本当に必要な支援が計画に盛り込まれるように、また「子どもの総合プラン」に位置づけられるような行動計画になることを望んでいます。たくさんの応募者がいれば公募人数をふやすこともあると担当者は言っています。申し込み用紙は区のホームページの『申請書電子配信』を開いてください。

 ホームページを開いてもどこに策定委員会の公募があるのか判らないという問い合わせが多くありました。市民に参加を呼びかける公募などは区のホームページのトピックスに載るようにホームページの充実を担当課にさらに働きかけていきます。