請願項目は
1.劣化ウラン兵器禁止を定める国内法を定めるとともに、国連総会に劣化ウラン兵器禁止決議を提案すること。
2.劣化ウラン兵器の影響により、がんや白血病に苦しむ多くの人びとを救済するため、医療支援、医療技術者育成などの、積極的な協力と援助をおこなうこと。
上記項目について品川区議会として国に意見書の提出を求めるというものです。
区議会総務委員会に付託され、11月29日に審議されました。
各会派には事前に代表者が資料とともに請願の趣旨を説明し賛同を働きかけました。当日の総務委員会では委員からの審議はなく、すぐに態度表明されました。区民連合、無所属の会、共産党が賛成し、自民党、公明党は反対でした。(生活者ネットは総務委員会には所属していませんので紹介議員として署名することで賛成を表明しています。)
結果は不採択となり、残念ながら意見書提出はなりません。(品川区議会では全会派一致で意見書は提出します)
湾岸戦争やイラク戦争で劣化ウラン兵器が使われ、罪もない人々が直接被害を受けたり、地上に残っている劣化ウラン弾を危険な兵器とも知らず、おもちゃにして遊んでいる子どもたちの様子を見るとやりきれない思いがします。
今回の請願を提出した「平和をつなぐ市民の会しながわ」では来夏に向けて「ヒバクシャ」を上映しようと実行委員会結成の呼びかけをしています。
感心のある方、賛同される方は「平和をつなぐ市民の会しながわ」℡5742-3365までお問い合わせください。
品川・生活者ネットワークも賛同団体になっています。こちらからも情報提供いたします。ご連絡お待ちしています。