2006年を迎えて

 今年も身近な出来事にどきどきしたり驚いたり、人との出会いや会話を大切にして、たくさんの声を政策実現に活かした活動をしていきます。

  地域の方々にネットワークニュースを配りながら活動報告をしていた時に、二つの発見と驚きに出会いました。

きれいに掃除がされていて周りの住宅が2階建てということもあり天気のよい日には1日中、日の光があたる日当たり良好の公園。住宅の中に囲まれた一角に突然「現れた」という感じで飛び込んできたのは北品川2丁目の北品川公園。杖を突いた高齢の男性がちょっと一休みという様子でベンチに腰掛けるところでした。広くはありませんが明るい感じに惹かれました。廻りの通路も小さな子どもが飛び出しても車とぶつかる心配もありません。

でもちょっと残念なことは、3ヶ所入り口があるのですが、すべて5センチほどのブロックで段差があることです。ここが解消されれば、車椅子もベビーカーも足の不自由な人でも入れて日向ぼっこには最高!ユニバーサルな公園改修が必要です。利用されている皆さんのご意見もお聞かせください。 
 
  今度は驚きのほうです。子どもの森公園(通称かいじゅう公園)近くの山手通り沿いで建物の解体工事が行われていました。どんな建物になるのかと掲示板を見てびっくりです。
掲示板には最高高さ114m、38階の超高層ビルと書かれていました。
品川区は土地の高度利用を推進していますから、大崎や東品川、東五反田の再開発地域では超高層ビルがすでに建築、あるいは計画されています。

しかしこの地域は第一京浜沿いも含めて、100mを越す超高層ビルは見当たらないのでは・・。そして驚きはもう一つ。ここは沢庵和尚で知られる東海寺の隣です。38階のマンションから見下ろすとお墓がいっぱい・・・売れるのかと友人は第一声心配していました。

そんな心配はお門違いですが、この周辺は第一京浜をはさんでいますが旧東海道のまちづくりを進めています。品川区は景観ガイドプランを策定し、シンポジウムも昨年11月19日に開いたばかりです。統一性のない凸凹のまちにしないためにも景観ガイドプランを活かしたまちづくりをみんなで考えていきたいです。