参院選いよいよスタート

市民政治のリーダー、大河原まさこさんを国会に送ろう!

地域から参画と自治の市民政治を実践する地域政党「生活者ネットワーク」は、生活の課題を解決する道具としてともに政治を使いこなそうと提案してきた。そのためには、十分な情報公開と市民参加が保障されるしくみが必要となる。品川区でもようやく、市民参加の一歩として「パブリックコメント」が制度化された。しかしながら、区民の意見公募の手続きであるパブリックコメントを制度化するにあたり、区民の声を聞かずに要綱が作成されたことには大いに不満である。が、第2回定例会の私の一般質問に、区長は「運用しながら迅速に改善したい」と答弁。これをトップダウンからボトムアップの政治への転換のきっかけと捉え、制度を活用する中で市民とともに見直し、上位法である条例化をめざしたい。

さて、明日12日は、安倍政権の評価を問う2007年参議院議員選挙の公示日! 前日の今日、私は、生活者ネットワークの一斉朝駅頭を京急線・青物横丁駅で7時45分から開始した。
今回の参議院選挙は今後の国政を変える大きなチャンスである。郵政選挙で得た議席を頼りに一気に法案を通す安倍政権の非民主的な国会運営は目に余るものがある。年金問題でも選挙対策としか思えないドタバタが続く。教育三法の今後はまさに次世代を担う子どもたちの問題であり、教育基本法改正に続くのは憲法改悪であることもまた、明白だ。

生活者ネットワークは、東京選挙区において市民政治のリーダーとして地域政治を担ってきた大河原まさこさんを推薦し、全都で大河原さんを応援する選挙戦を展開する。3期10年の都議会議員としての経験を生かし、生活者の立場を貫く政治を国政でも実践できる人だ。10日早朝は、品川駅高輪口で民主党衆議院議員らとともに大河原さんは、だれもが希望をもてる社会をつくるために「子ども基準」「くらし基準」「ひと・まち基準」の3つの基準で日本をリセットしたいと力強く訴えた。大河原さんを目で追いながら、私の配るチラシに多くの人が手を伸ばして受け取ってくれた。

私たち国民の生活を左右する国政選挙。税源移譲のための住民税負担増も、定率減税の廃止も国会で決まる。規制緩和で派遣社員や非正規雇用人口が増加し、格差が拡大している。このままでよいとはだれも思ってはいないはずだ。一人一人の投票が政治を変えていく力なのだから、棄権はしないでほしい。前回(04年)の参院選の投票率は56%。7月29日は、前回をはるかに上回る数字を期待したい。

▲参議院選挙公示前日の7月11日、生活者ネットワークは一斉朝駅頭を実施。私(井上八重子)は京急・青物横丁駅で遊説