荏胡麻入りピザのお味はいかが

品川・荏原「荏胡麻」の試食会

  品川区の知的障がい者通所施設に通う人たちが、昨年から荏胡麻の栽培に取り組んでいます。昔、品川荏原の地名の由来となったと言われる荏胡麻。品川区の特産品を復活させようと力を入れているものの一つです。9月18日の昼に区役所の会議室で品川特産品プロジェクトがこの荏胡麻を使った製品の試食会を開催していました。区役所のエレベーター脇にどなたでもどうぞという張り紙に誘われていってみると、会場には荏胡麻を栽培している学園の職員、団体関係者の方、区の職員が集まっていました。

  ちょうど小山小学校の栄養士さんが荏胡麻を使ったパン「小山ロール」の紹介をしていました。テーブルの上には荏胡麻を使った福祉工場のパンや喫茶店で売り出されている品川ピザ、かもめ工房のクッキーなどもたくさん並んでいました。ちょうどお昼時なので皆さん荏胡麻のことを聞きながら試食ししていました。

会場では荏胡麻を育てて、活用方法を公募してくださ~~いと、荏胡麻の種も配っていました。私はうっかりいただいてくるのを忘れてしまいました。でもアイデアをひとつ。私の田舎では、エゴマのことを「あぶらえ」といっています。胡麻と同じように少し炒ってからすりつぶして、砂糖を混ぜておはぎを作っています。とてもおいしいですよ。(井上八重子)