生活者ネットは『品川生活者ネットワークニュースNo.64』で乳がん検診の重要性と環境整備について取り上げました。日本人の乳がんは25人に一人がかかるといわれ胃がんを抜いて第1位です。中でも東京都は乳がん死亡率が全国ワースト1です。早期発見・治療により95%が治るといわれていますから検診はとても大切です。本人の苦痛や悲しむ家族を増やさず、結果的に医療費の抑制にもつながります。
さて区の取り組みはというと30歳以上の区民に自己チェックパンフレットを送付、34歳以上を対象に2年に一度受診通知を送り啓発をしています。受診率は11.8%で、低いように思われますが、実際には申し込んでも、受けられないという声も聞かれます。来年度区は申込み窓口を一元化し、申込者の数を把握して希望者全てが受診できるよう環境整備を進めたいと前向きな答弁でした。
他にも子宮がん、大腸がん、肺がん、胃がんなど早期発見できるように区民も病気になってからの治療を考えるより「検診に行こう」という世論を盛り上げていきたいものです。
その②につづく
建設委員会の行政視察:名古屋の堀川
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