品川区の記念のつどいが12月6日(日)にきゅりあん8階大ホールで行われたので行ってきました。記念式典、講演、コンサートと1部から3部の構成でした。
講演者は社会福祉法人「プロップ・ステーション」理事長の竹中ナミさん。ご本人いわく口と心臓がギネス級というだけあって、機関銃のようなパワフルな語り口に、引き込まれました。昨日も滋賀県での講演会だったそうなので、障がい者週間はきっとあちこちで講演をされているのだろうなと思いました。
ニックネームはナミねぇICT(情報とコミュニケーション技術)を駆使して、「チャレンジドを納税者にできる日本」を目指して自立と社会参画、就労の促進を支援する活動をしている。
不可能だといわれ続けると本人もダメだと思ってしまう。でも本当はたくさんの可能性を秘めている。プロップ・ステーションでのセミナーで知的ハンディあるいはLD、自閉症、精神障がいのチャレンジドがICTを学び、個性と能力を発揮しているといいます。
重症心身障がいの長女を授かったことで、いろんなことを学んだ。「いろんな人が居る。それが社会なんや!」「人の成長のスピードはひとりひとり違って当り前。」
障がい者をたいへんかわいそうな人、気の毒な人と思わないでほしい。障がいがない人と同じようにはできないと勝手に決め付けないでほしい。という言葉がずしんと心に響きました。(井上八重子)